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NEXTEPDesignの日々徒然

恐竜のこと 第二夜

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明日10月15日(月)は「恐竜化石の日」。

火曜日も。
2017年に国際古生物学協会(International Palaeontoloigcal Association)によって10月15日と16日の2日間が制定。
1904年10月15日北海道にてアンモナイト(ニッポニテス・ミラビリス)が新種として論文発表された日にちなんでいるらしい。

子供の頃から恐竜の化石が好きだった。
今でも好きだ。
なぜこんなにロマンをかき立てるのだろうか。
それは目の前にある骨にはかつて肉があり皮膚があったという事実が、何億年もの古(いにしえ)と現代を繋いでいるからに他ならない。
当たり前のことではあるが。

単に骨が好きな訳じゃない。
例えば人間の骨、これは人骨と呼ばれる。
人骨が化石と呼ばれるには、ヒトがこの世から消え去ってからではないだろうか?

ところで、化石になるにはものすごい確率なのだそうだ。
仮に化石になれたとしても、発見してもらえる確率なんて奇蹟に近い。
いや奇蹟だろう。

はたして自分が化石になりたいかどうかは別として、死後に『火葬』される日本人は化石として残り得ないんじゃないかと思う。
火葬場のあとの骨を見れば解る通り、バラバラだ。粉々だ。
全身骨格なんてまず無理。
そうすると、この現代文明が消え去ったとき、日本人という種がいたことを証明するものは伝説くらいしか無いかも知んないね。
伝えてもらえたとして。
生きた証明、存在した証拠なんてのはそこまで無情であるし、ひょっとしたら無意味な事かもしれない。
だからきっと今なんだろう。
壮大に。雄大に。
ああ、無性に海を見にいきたくなったよ。
潮騒を聞きたい。
時間を忘れて。

(tomura)


※動画は2010年制作。携帯電話のカメラ機能で撮影した写真を元に分解、加工、再編集を施し、音楽も作って映像に仕上げたもの。