お台場の窓辺からこんにちは

NEXTEPDesignの日々徒然

墨絵教室

ワタナベ氏の水彩画教室参加に続いて、本日はトムラが墨絵教室に参加。

墨汁で絵を描くということに挑戦した。

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毎日何かしらの絵を描いてるけど、やっぱり手を汚して描くのが圧倒的に好きだ。

CGを否定する訳ではないが、やっぱり実際の画材は情報量がまるで違う。

まず、においというものがある。

そして実際に触れる。

触れる事が出来るのに触れないのは勿体ない。

だから触る。

CGでは出来ない事だ。

 

エラそうな前置きをしつつも、墨絵なんてはじめてである。

だから何か盗めないかと思いながら参加したのだけど、

今日は先生の言った言葉が強烈に印象に残った。

『語弊があるかもしれないのを怖れずに言うが、、、』

と慎重に前置きをされ

『極端に大袈裟に言えば、絵というものはコントラストだ。』

つまり、『濃い⇔薄い』『優しい⇔攻撃的』『繊細⇔大胆』などなど。

これらのコントラストが図を絵たらしめる訳だが、面白い事に、練習すれば練習するほどこのコントラストが失われてゆく。

描き込めば描き込むほどコントラストが失われてゆく。

そういう瞬間、解る気がする。

物事の奥の深さがここにも存在している。

『追求』というものは一両日中に結果が得られるものではなく、また、追うほどに袋小路に入ってしまうことがある。

脱出するには更に強引に突き進むか、一旦クールダウンするか。

剛の拳か柔の拳か。(北斗の拳)

いずれにせよ、続けなければ見えてこないものだとおもう。

 

然し乍ら、楽しかった!!

なんか雑念から解放され、ひさしぶりに絵を描いた気がした!!

そうだよ。

上手な絵を描きに来たんじゃない!!

ヘタクソな絵を描きに来た!!

墨で遊びたくて来た。

どんなふうに遊べるのか、それを知りたくて。

 

最近木炭をひさしぶりにkあったんだけど、その時も思った。

黒って面白い。

黒の中に見える色が面白い!

折角道具があるんだ。

黒を使ってもっと遊ぼうと思った。

 

(Shiro Tomura)

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